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当店1推しの無機塗料ダイヤスーパーセランフレックス【塗料】
当店お勧めの外壁用無機塗料シーカジャパンのダイヤスーパーセランフレックスです。
様々な無機塗料がありますが、選んでいる基準を優位性をご紹介します。
何年持つ、防水性、持久力など、どの塗料でもよくある理由ではなく、プロ目線での選定利用をご紹介いたします。
無機塗料を最初期から出している老舗メーカー
「1995年発売 カタログ記載有り1P目」
他社無機塗料は、実は出て間もない塗料が多く販売から10年経過の商品は少ないです。
その為、施工事例や施工後の経過が確認できる事が少なくこちら側も安心してお勧めしにくい実情があります。
会社統合や合併により数回、社名が変更していますがシリーズ化された無機塗料になっております。
恒和化学工業→ダイフレックス→シーカジャパン(2025年現在)
↑☝2003年時の旧カタログ。こんなに前から存在しています。
上塗・中塗と同じ無機塗料を2回塗る点
他社は中塗と上塗と工程ごとに塗る塗料が違っている物があります。
中塗塗料と上塗塗料が別の場合、中塗りの方が付着性の問題から上塗よりグレードの低い無機ではない塗料を先に塗り、最後に1回無機塗料を上塗りとして塗る塗料がある。
ただ上塗がそのくらい良い塗料だから1回塗だけで良いとメーカー説明がありますが、中塗り上塗と塗料が分かれていると単純に無機塗料を上塗1回だけの塗布量で物理的に少ないです。
根本的に2回同じグレードの上塗(無機塗料)を2回塗った方が塗布量も単純に倍ですので、色持ちもやはり良いですしお勧めです。
セランフレックスは同じ上塗塗料を2回塗する点も押しポイントです。
2液性の塗料である事
塗料には2液性、1液性とあり対候性や性能面では昔から2液性のほうが優れているのは共通認識です。
ただ2液性は主剤と硬化剤を混ぜないといけないですし、混ぜ切った後は当日中に使いきらないといけないなど扱いが1液性に比べ面倒な部分がありますが性能面では2液性のほうが優れていますので選定している理由の1つです。
下塗用塗料も同じような理由で2液性を選定している事もあります。
無機成分の公表・オルガノポリキサンの含有率の高さ
無機の成分であるオルガノポリキサンが「主剤20%硬化剤30%=最大50%含有」
他社は成分含有率非公表も多くあり。基準があいまいな安価無機塗料でも同じ無機グレード表記したものが多くあるのが実情です。
独自ルートで大元製造先や塗料の成分である樹脂メーカーの調査等を調べた結果決めているのもあります。
カタログ記載の耐候試験結果の数値の高さ
カタログ記載の促進耐候試験が、他社塗料と比較しても倍近い厳格なテスト結果。この結果により何年持つかと判断している結果になります。
※他社平均3000h~5000h(時間)だが倍以上の10000h(時間)テスト結果
このグラフの数値も塗料を選ぶ一つの基準になっています。
他社塗料もカタログにあるので比べてみましょう!
塗料販売店に認められた塗装店しか取り扱えない認定施工店限定塗料
いい加減な業者だと材料配合・塗料の取り扱いで不具合がでて施工側の不手際で、塗料の評判が下がるのが嫌とメーカー側意見。
良い塗料なのに施工側の不手際で塗料の評判が下がるのも考え物ですが。
その為、認定施工店制度が採用されています。
売りやすくするために同じような販売方法を採用しだしたメーカーもありますが。。。
当店は認定施工店に選ばれた塗装店になります。
※こちらの塗料は取り扱いが少しシビアで横着な塗装職人では不具合が出やすい塗料でもあります。
さまざまな素材の外壁に塗布できる柔軟性
さまざまな外壁に施工できるのもメリットの一つです。
塗料は硬質性・微弾性・弾性等種類がございます。
一般ユーザーでは解り難いですし話に聞くこともありませんが、旧塗膜の種類によっては使用できる塗料が限られる場合もあります。
こちらの塗料は、弾性対応も可能で幅広く使用できる点も推しポイントです。
塗膜が柔らかいとコーキング上も割れにくくなるので、その点も推しポイントです。
※通常コーキング上は塗装が割れやすく、カタログにも記載書きがあるぐらいです。
最後に
無機塗料は各社様々ありますし、塗装工事での単価もシリコン・フッ素よりも高額になる為、塗料選びは慎重にしてほしい想いがあります。
安価な無機塗料も存在していますし、オーバートークが過ぎる塗料もございます。
今回ご紹介した選定基準や実績、経過、周りの塗装店での評判などで使う塗料、使わないメーカーを決めたりしています。
絶対に使わないメーカーもあります。
塗料選びでお悩みの際は、当店に是非お任せください。