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【塗料のランク】よく聞くシリコン、ラジカル、フッ素、無機とは? 次回塗装迄の目安年数が定まった名称になります。
シリコン・ラジカル10年 フッ素10~15年 無機15~25年 ポリウレア30年new「新製品」
以上が大まかな次回外壁塗装までのメーカーからの期待年数です。
多くのメーカー、塗料が存在し解り難いですが下記のポイントから選びます。
①色や艶の感じを幅広く選びたい
②デザイン性の高い専用の仕上りを選びたい(砂壁調・多彩柄塗料・クリアー、特殊ローラーによる多色・2~3色仕上げ等)
③機能性を重視したい(遮熱塗料・断熱塗料・防カビ・防藻)
④長持ちする塗料を選びたい(ウレア・無機・フッ素)の中から1点選び、選んだ中で存在するグレード・ランクを選ぶ決定する。「上記のグレードから選択」
⑤+αで光触媒コーティングや防菌材モルドバスター等を追加しバージョンアップもできる。
「更なる汚れ対策+α」
グレード別メリット・選択例
【ウレア・無機・フッ素のメリット】
・以前に比べ、普及したので手頃な価格に落ち着きました。
・塗料の性能が良く、次回迄の塗装が必要な期間が長い。結果、工事回数が減るのでトータルコストが安くなる。
「工事毎に足場組み立て、コーキング作業、洗浄作業、ポリカの脱着・復旧、近隣挨拶、各工事にかかる作業工賃がかかるので。材料費の差額だけでお得になるケースが大半です!」
【シュミレーション例】
40年想定 無機190万(20年)×2回=380万(40年) ラジカル・シリコン160万(10年)×4回=640万(40年)
工事期間や打合せ等の減少「30年単位でもシリコンだと3回、無機だと1,5~2回で済む。公共工事でもグレードが良い塗料で塗装をしています」
「採用例」・定期的な修繕や塗装が難しい物件・場所等は耐候年数の高いウレア・無機・フッ素を選択。
【シリコン・ラジカル系のメリット】
・塗料の安さ「今現在、外壁塗装で選ぶ最低スタートライン塗料である」
・マメに塗装を行った場合、建物全体の点検・他の箇所のメンテナンスも行える。
次回の塗装迄の事、予算面、いつまで住む予定か?、何回工事を行う必要があるか等を考えて最善な塗料をご選択下さい。
その他
※ラジカル塗料はシリコングレードです。
※塗料名の後ろに付いているアルファベットでグレード表記の塗料もある。「M=無機、F=フッ素、Si=シリコン、U=ウレタン」
※同じグレードでも、メーカー違い・ランク・原材料品質により耐候年数や価格が前後する場合もある。
※大まかなメーカー発表の目安年数になります。最近はカタログ上での過大表記も多いので目安にして下さい。
昔はカタログに年数表記はしないのが常識でした。