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相見積もり時の項目比較ポイント【見積】
【見積比較の際のポイント】
①自宅の外壁・屋根の㎡数は(塗装面積)各業者の計測方法によりピッタリ合いません。
こちらは見積書に記載してある㎡数で把握して下さい。
※塗装する㎡数(平米数・塗装面積)を、わざと少なく記載してお得だと勘違いさせるような業者もいるのでキチンと自宅の面積を確認下さい。
※養生費を取るためにサッシや開口部を含むケースもある「業者により異なる」
◎当店は外壁項目の面積(㎡数)サッシ・開口部は除外しております。
②同じ条件で比較する! 塗料のグレード・塗装する部位・施工箇所の把握
家ごとに違いますので自分の塗装が必要な個所を把握して下さい。
ここは塗る・塗らない、工事する箇所を正確にしていないと塗る箇所が少ない方が単純に安くできますし、多いと値段も高くなります。
③塗装する部位ごとの塗料のグレード・耐久性の確認
皆さん気にされるのが塗料のグレードですが、部位毎にグレードが違う場合も見受けられ注意が必要です。
外壁と同じ耐候性の物で統一するほうが良いです。
※例:外壁は良い塗料だが、屋根や付帯部は外壁より安い塗料
④「塗回数・下塗の有無・下処理の有無・塗料製品名」の記載があるか。
手抜き工事の手段として多いのが、塗装回数・下塗・下処理を省き、する事を減らしてしまう事です。
(2回塗を1回で済ましてしまうと単純計算でかかる人件費が半分になる。また工事費用で一番かかる経費は人件費です)
色を塗ってしまえば、下処理がしてあるか下塗がキチンと行われているか確認できないです。
【実際に手抜きが多い箇所や事例】※付帯部~下塗~下地処理で手抜きが多いです。
・雨樋・水切り・雨戸・鉄部等の付帯部の下塗りが必要な箇所の下塗りをしない。
・ケレン作業などの作業を写真を取る箇所だけ行う。
・上塗り2回の所を1回だけで完了させる。
・最初に契約してある塗料は3回目の上塗だけ使用し1~2回目は塗ってしまえば解らないので在庫塗料を使用し材料費を稼ぐ。
在庫の別の塗料を下に塗ってしまい、最後の上塗りだけ指定の材料を塗装する等も多いです。
これらの事は素人目線ではほぼわからない為厄介です。
その為、塗装工事内容の明記が無いとトラブルになった際に後々逃げられる可能性もありますし、トラブルに遭遇してしまうかもしれませんのでよく確認して下さい。
「使用する塗料名の記載・塗装回数の明記・下塗の有無・下処理があるか」
以上の点を比較して工事金額が高いか安いか・工事内容に差があるかを比較して下さい。
⑤使用する塗料は、部材に適した物が選定されていますか?
塗料は部位に適した塗料がございます。
同一塗料ですべての物を塗ってしまったほうが部位別に材料を数点用意するよりも同一で済むため材料費が抑えられます。
その様な事もあり、同一塗料で工事を行う業者がいますが今後のメンテナンス時に困ってしまう可能性もございますのでご注意下さい。
「付帯部は油性推奨、屋根も油性推奨 」
⑥色や艶も選択可能。
・屋根は標準色&艶有のみ選択可能
・外壁・付帯部は標準色以外の日塗工からも選択可能(600色~)多くの色が選べる場合が大半です。
艶有→5部艶(半艶)→3部艶が外壁塗装では多く選ばれています。
「全艶消・7部艶も有りだが選ばれにくい」
※艶がある方が耐久性が一番高いとされている。
※塗料により艶が選べないものもありますので、要確認下さい。
⑦不明な点は塗料メーカーに問い合わせるのも可能
不明点、注意点、説明を聞いたが各業者で意見がバラバラな場合は、塗料メーカーに直接問い合わせし確認するのも一つの方法です。
御客様センター宛てや、営業所宛てに電話するのもお試しください。
※メーカー担当者も人により考え回答が異なるケースあり。
※失敗すると、やり直しは基本的に困難です。
塗装工事で失敗するとやり直しは難しいです。「全撤去・剥離が困難なため」
悪い上に塗装しても下が悪いために意味が無い場合が多く、塗装を剥離してからやり直すしかないケースもあります。
また、そのような他店の不具合の塗装後に塗装する場合、状態が悪いために保証対象外になってしまう場合も有りますので安易に選ばないで下さい。
【最後に】
外壁塗装工事は営業できる会社が強く、営業が苦手な塗装店(職人)に下請けにて依頼するだけの業者が多くいる事で、責任の有無からトラブルが多くある工事になっております。
塗装作業は手間作業なので。高くて良い工事はあっても安くなるほど良い工事は絶対ありません。
最終的な値段、会社の規模、レビュー・評価の多さ、塗料のグレード、万が一の保証とかに気を取られがちですが、実際に来て作業してくれる職人さんによって品質が左右される専門的な作業ですので信頼出来る方にお任せする事を推奨いたします。