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付帯部項目とは 【見積】外壁・屋根以外の塗装箇所
外壁や屋根はわかりやすいですが、付帯部項目は部位が多く名前も異なるため解り難いです。
また、意外と手間や費用が掛かります。その為手抜きされる事が多い箇所でもあり、見積時に注意すべき項目でもあります。
工程と塗り回数は書面で記載・確認出来る業者が良いです。
今回は、その辺りを説明したいと思います。
要点・ポイント
①付帯部には溶剤・油性塗料が推奨です。水性は△ 油性・溶剤のほうが強い。
②鉄部・鋼板製・雨戸・水切り・シャッターBOX・ステンレス・塩ビ(雨樋・スリムダクトorエアコン配管カバー)はケレン作業が必須です。
素材ごとに適した処理が必要です。
③磁石が引っ付く箇所は、鉄製鋼製なので錆止め塗料が必須です。「雨戸・庇・シャッターBOX・水切り・鋼板・鉄部」
※アルミ製品は劣化が少ないので塗らなくて良い場合が多い。
各部位の名称と必要な工事
雨樋 「横樋・縦樋・堅樋等」
こちらは屋根先や、軒先にある屋根からの雨水を流す部位になります。
【工程】ケレン処理(重要)→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理が甘いと剥がれやすいです。
エアコン配管カバー(スリムダクト)
こちらは雨樋に似た素材でケレン作業が必須です。
また、当店では脱着して塗装工事いたします。(コーキングや外壁塗装が丁寧にできませんので)
【工程】ケレン処理(重要)→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理が甘いと剥がれやすいです。
破風部
こちらは軒先や雨樋箇所の真裏にある部位になります。
素材は外壁材に近い。コーキングも外壁に比べ痛みやすく手入れが必要です。
※ハウスメーカー(積水、大和等)は素材が異なる場合有り。
【工程】下塗シーラー1回塗→付帯部用塗料2回塗
鋼板部
こちらは鉄に似た感じで同じような素材です。出窓の上部や和風の庇(ひさし)の部位が多いです。
【工程】ケレン処理(重要)→防錆(錆止め)下塗り塗料1回塗→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理
シャッターBOX
こちらはBOX上部のみ塗る場合が各社大半です。本体側は通常露出する頻度が少ないので劣化が少ない場合が多く塗装はあまりしないです。色や傷み具合によっては稀に塗装する場合があります。
※稀に塩ビ表面の製品があり専用の下塗り材を使用しないと塗装後べたべたし汚れやすくなってしまいます。
【工程】ケレン処理(重要)→防錆(錆止め)下塗り塗料1回塗→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理
雨戸
こちらは分かりやすいです。窓の外側にある鋼製の部位です。
【工程】ケレン処理(重要)→防錆(錆止め)下塗り塗料1回塗→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理
水切
外壁の下側に付いている鋼製の部位になります。
【工程】ケレン処理(重要)→防錆(錆止め)下塗り塗料1回塗→付帯部用塗料2回塗(溶剤・油性が◎水性は△で下地処理
木部
仕上げたい風合いによって材料と工程が変わります。
【工程】木部用下塗1回塗→付帯部用塗料2回塗
【工程】オイルステイン塗料2〜3回塗
最後に
御宅によって使用されている部材が異なる場合が多いため、当店では見積り時に各御宅に合わせた工程、部位が確認できる仕様書を作成しております。
キチンとした工事が出来るようなブログ記事も書いておりますので他もご覧ください。
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