スタッフブログBLOG
我が家はリシン・スタッコ外壁? 外壁の種類では無い? ジョリパット系外壁について
外壁塗装の見積りの際に、うちはリシン外壁、スタッコ外壁ですよね?と言われますが厳密には意味が異なる場合があります。
何故か、材料名で呼ばれる事が少ないこの外壁について解説します。
まず、パターン(仕上げ方)の名称であって、使用している材料名ではありません。
一括りでパターン名を(仕上げ方法)◯◯外壁と呼んでいる事が多いです。
:正確には、○○塗料のリシンorスタッコパターン仕上げ
また、施工してある外壁の下地の種類も、モルタル外壁が多いです。
稀にサイデイング外壁に施工される場合もあります。「3/10板サイディング」
※ジョリパットの大壁工法も含む
ざっくりな見分け方ですと、
・窓周り・縦目地等にコーキングがある。水切りと外壁の間に隙間があればサイディング外壁。
・窓周り・縦目地等にコーキングが無い。水切りと外壁の間に隙間が無ければモルタル外壁。
※上記に当てはまらない建て方・仕様の場合も有りますので仕様書・図面等でもご確認いただけます。
代表的塗料
ジョリパット (AICA工業)
ベルアート (SK化研)
※この質感の材料は種類が多く、把握しきれないぐらい多いので。。ご容赦下さい。 あとトラブルも結構多いので上記以外はあまり推奨しません。
そとん壁、しっくい外壁、マジックコート、ライムフィラー等々
数種類有る骨材を塗料に+プラスして仕上がり感を変えたり、左官やコテ仕上げ、吹付仕上げ、特殊な器具を使い模様を付けた仕上げ等、様々なパターン(仕上げ方)が再現出来る塗料になっています。
マットでザラザラした質感が特徴で、外壁だけでなく、内装にも採用され、お洒落な店舗等でも使用されています。
10年以上経過した外壁塗装の際にも、同じ質感に仕上げる事が可能な専用塗り替え塗料もございます。
専用塗料の紹介
ジョリパットフレッシュシリーズ(AICA工業) ※遮熱タイプ・高耐候タイプ(ジョリパットインフィニティ)も有り
インディフレッシュセラ(日本ペイント)
※他社塗料も有りますが、こちらがお勧めです。
外観・質感は抜群に良いのですが、選ぶ色や立地条件や建物形状によっては汚れが目立ちやすい場合が多く(黒い雨垂れ染みと藻カビ汚れが多い)
外壁塗装の際に汚れがつきにくい様にツルツルの仕上げ感にしてほしいと要望が出る場合があります。
ただ、質感を変えずに光触媒コーティングや防菌剤を添加する事で対策する事も可能ですので、一度選んだ質感を変えずに外壁塗装する事例もございます。「汚れにくいグレー系の色がトレンドでもありますし、選ぶ色で対策するのもGOOD 日塗工だとN-45番 前後の色が人気です。」
※新築時に費用の問題から、光触媒コーティング親水系コーティングを推奨・施工・案内すらされていないケースが多いので新築で建てられる方はご検討ください。