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無機塗料のご説明・メリット・価格帯
現在、様々なメーカーからもラインナップされるようになった無機塗料。
外壁塗装での位置付けとして一番良い(高い塗料)になっております。
ただ、性能・値段・品質も各メーカー毎にバラツキがあり一般の方には、紛らわしく比較検討が難しいと思います。
今回はそのような無機塗料を解説していきます。
無機塗料の性能 次回迄の外壁塗装年数
次回塗装までの期間として、15~25年程度持つ目安年数になっております。
※シリコン10年 ラジカル10~12年 フッ素15年が大まかな目安年数である事から無機塗料は更に持つ高グレードな塗料になっております。
価格帯
1缶当たり ¥30,000円~¥80,000と価格もかなりバラツキがあります。
特に溶剤系や濃彩色は価格が高い傾向にあります。
有名なメーカーも高い傾向にあります。
無機塗料のメリット
・煩わしい工事期間の減少
・工事回数が減るのでトータルで見ると月額費用が安くなるケースもある。
「工事毎に足場代、コーキング、各工事作業費がかかるので。費用の大半は人件費です。」
※例:40年イメージ
無機200万(18~20年)×2回=400万(36~40年)
ラジカル・シリコン150万(10~12年)×3回=450万(30~36年)
「採用例」・定期的な修繕や塗装が難しい物件・場所等は耐候年数の高いフッ素・無機を選択。
無機塗料を選ぶ際の注意点
①相見積もりで比較した際、値段の差で品質に差があるのが事実です。同じ無機塗料だからと安心してしまい安価な無機塗料を選んでしまっている方がおられます。
※特に〇K化研の分は安いです。
②少し胡散臭い塗料も多くあり、実績数よりもメーカーの創業年数等も吟味して選んで欲しいです。
新興メーカー系の塗料は不具合報告も入ってきていますのでご注意下さい。
③1回目はリーズナブルな塗料で様子見し、業者&工事内容を信頼できたならば2回目の工事から選んでください。
良い塗料を選んでも、工事の作業者による品質管理が一番大事です。
初めての外壁塗装工事&業者で一番良いのを選ぶのはリスクが高いと個人的に思います。
1回目は業者選びに専念し、前回工事で満足&信頼出来た次回に無機等の高価な塗料を選ぶ方が固いです。
※失敗した方は、高い塗料を選んでいる傾向が多くありますので。
④外壁塗料だけ無機塗料を選ばない。
外壁塗料だけでなく、コーキング・付帯部塗料・屋根塗料も良い商品を選ぶ必要がございます。
バランスよく選定しないと、外壁だけは持っているが他の箇所は工事が必要なタイミングが早まってしまい、結果損する事にも繋がりかねません。
最後に
ここには大人の事情で書けない情報も多くあります。
実際に無機塗料をご検討されている方には、各メーカー毎の無機成分付与率の開示・メーカーの創業年数の資料・塗料製造元の工場名等も含めて詳しくご説明いたします。
多くの調査を行い、データ取りした本当にお勧めできる無機塗料をご提案しますので、是非お任せください。