スタッフブログBLOG
外壁塗装工事で実際に失敗したパターンや傾向の紹介
今まで、外壁塗装工事で失敗している方も見てきましたし相談を受けることもあります。
業者間での話題に上がる事もあり、失敗しやすいパターンや傾向があるのでそれをご紹介します。
初めて外壁塗装する方
これは、当然ですが最初なのでわからないですよね。
どこにまず頼むかから始まり、どのぐらい金額がするのか、どの塗料にするか等、工事内容が正しいか、信用できるかどうか、比較検討する内容が多いです。
ネットで調べた情報も、発信する側の都合の良い話である場合も見られ、間違った情報で頭でっかちになり目の前のプロの話よりネットを信じ、話や忠告が聞き入れられない方も見受けられます。
最初は、信頼できる存在に出会うのがキーになると思います。
相見積もりを数社取り、結局安いところに頼む方
数社見積もりを取り、相場感や塗料の良し悪しも何となくだが把握した。
このグレードの塗料にしようと決め、その中でもお得な方にする方や、ネットがこれだけ普及して比較・検討できる機会が増えただけで値段勝負な状況になっているのはコチラ側でも共通認識です。
安いのが魅力になるのはもちろんですが、安いものには必ず理由がありますし、高いのにも必ず理由があります。
外壁塗装工事で問題なのは、実際に施工する人が安い工事代金で施工させられる現状が一番失敗を招く原因です。
そのような事情もあり、安くで良いものを得ようとするのは少々リスキーです。
相見積もりを多く取る方は、このパターンに陥る方が大変多いです。
(同じグレードの塗料だからと安心する方も多いですが、品質と値段もピンキリですので)
最初から良い塗料を選択する方
昨今、無機やフッ素・コーキングはイクシード等の高級商品が目立つ状況です。
30年以上持つめちゃくちゃ良い塗料はありませんし、実際の現場経過を見れているわけではありません(重要)
「一番いい塗料ランクの無機塗料でも20年までと考えられます。出てその期間実際に見られた塗料は数少ないのが現状です。こちら側もメーカーの信頼感や製造元の根拠等を情報収集し提案しているのが現状です」
万が一失敗した場合も、高額なのでリスキーです。
「保証があるから大丈夫となりますが、あっても使わないような工事が大前提です」
初めての業者さんであれば、ラジカルやシリコンのリーズナブルな工事で様子見し、信用できる工事内容であった場合は2回目で無機やフッ素の良い塗料を選定するのが無難です。
見積り比較サイト、業社紹介サイトを利用する方
我々業社側が、各媒体に契約時に成約報酬10〜20%、成約にならない見積りの紹介だけでも0〜15000円かかるのが相場です。
「100万円以上かかる外壁塗装工事ですが、その中から10%でも10万円は払う形になります。こちら側としても、直接依頼より割高にしないといけない状態なのが当然です」
※お得に利用したい場合は、サイトを通さず直接頼むほうが絶対に良いです。
訪問営業系の会社を利用する
これは、実際に施工する人の受取る金額相場があるのですが、それが安い為に工事が丁寧にできない状況がとても多いのでお勧めしません。
営業して契約を取るのが仕事であり、塗装をして仕事をするのではないのです。
営業方法としても
・近隣工事の挨拶を装ったり
・近くで工事をしていたら屋根箇所で不具合を見つけたから来ました
・インターホンを鳴らして口パクで声が聞こえないように演技し出て来てもらう演技派な者まで実際に存在します。
出てきてもらえないケースが多いので、一度話を聞くとめぼしい見込みリストに入ってしまい何度も来る事になりやすいので気をつけて下さい。
※断りにくい方は特に気を付けて下さい!
最後に
実際に失敗した方に当てはまるパターンをご紹介しました。
外壁塗装業界は戦国時代です!
新規参入してくる業種も多く、様々な戦いを制覇しないといけないので、お客様が食い物にされてしまうような状況も多いですので十分に注意するよう気を付けてください。