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カラーベスト・スレート屋根・コロニアル屋根の塗装について解説 塗装は必要?塗料は?注意点は?
今回は、カラーベスト・スレート屋根の塗装についてご説明したいと思います。
塗装は必要か?
カラーベストですが、塗装は必要なケースが多いです。
屋根表面の状態が悪いと、表面に撥水性が無く、水を含みやすい。それに伴い水が集まりやすくなるので、藻やカビが生えやすくなる。また、水気を多く含む事が原因で、屋根材自体の反りや割れが発生しやすくなる為、見た目の美観を保つ為と塗装を施し保護をする必要があります。
ただ、ノンアスベストタイプの屋根材の場合や、築年数の経過具合、ルーフィングの寿命が近い場合は、塗装よりカバー工法・屋根の工事を御提案しております。
※目安は2回目の屋根塗装のタイミング、築25年以上~経過している場合、屋根材自体の損傷が激しく塗装不可な場合、雨漏りが発生している場合
アスベスト入りかノンアスベストの2種類がある。
そこから各メーカー毎の屋根の商品名に分かれます。
【特徴】
アスベスト入りは、特に目立った損傷は少なく表面の美観や撥水性が悪い場合が多いです。
ノンアスベストタイプですが、屋根塗装を考えはじめるタイミングで屋根材自体に微細なクラックや割れ、多少の反りが多く発生しているタイプが多いです。
屋根材の種類によっては損傷がひどすぎて塗装不可のものもございます。その際はカバー工法や屋根の工事をご提案しております。
※代表格はニチハパミールです。当店の近隣エリアではあまり見かけません。また他の商品でもあります。
※業者様の考え方により、塗装を出来ませんと言われるケースもございます。
当店では、ノンアスベストタイプでも状態判断して塗装を行っている場合もございます。
屋根の下にあるルーフィング・下地が1番大事ですので。
【ノンアスベスト判断目安】
また、商品名で判断する事も可能ですので、仕様書等ありましたらご確認下さい。不明は場合は、こちらで調査時に判断いたします。
タスペーサーは必要か?
アスベスト入りタイプは屋根材自体の反りが少なく、重なりが密接でありタスペーサーが必要である場合が多いです。
ノンアスベストタイプは、反りが発生していてそもそもタスペーサーが抜けてしまうので差し込みできない場合もあります。
そのため、重なりが有り必要な箇所はスペーサーを差し込み、反っていて不要な箇所は差し込みせず状況に応じて施工します。
どちらにしても、重なりがある箇所は塗装した場合、引っ付いてしまい水が吸い上がりやすくなるので、タスペーサー・縁切り共に行うほうが、やらないより絶対良いです。
お勧めの塗料は?
日本ペイントさんのファインパーフェクトベスト、ファイン4Fベストになります。
カラーベスト用塗料は種類が多いので、比較するのは難しいです。
ですので塗料のグレードで比較して下さいね。
シリコン・ラジカル→フッ素→無機
※左から右になる順に高い耐久性、良い塗料になります。
まとめ
塗料は専用塗料でグレードで決める。
いかがでしたでしょうか?今回はカラーベストについて解説いたしました。他の塗装も解説しておりますので、一度ご一読下さい。
外壁塗装、屋根塗装、塗り替えなどは窪田塗装工業にお任せ下さい。