スタッフブログBLOG
モニエル瓦の塗装について解説 塗装は必要?塗料は?注意点は?
モニエル瓦の塗装について説明していきます。
綺麗に高圧洗浄する事が大事
初めて(1回目)塗装を行う場合、一番大事なのは、綺麗に高圧洗浄する事です。
既定の圧力で(15mpa以上推奨)洗浄後にこすっても色が付かないぐらいまで洗浄しないといけません。
表面の塗装膜を「スラリー層といわれるモノ」綺麗に高圧洗浄しないと塗装が剥がれる不具合がでる確率が上がります。
※洗浄で取りきれず、塗装すると屋根と塗料の間にゴミやホコリが噛んでしまって密接にならないイメージ。
2~3回目塗装の方は、スラリー層は無くキチンと塗膜があるので、通常の高圧洗浄で大丈夫です。
(キチンと施工されず塗膜の剥がれ・不具合が多い場合は、念入りに高圧洗浄で落とす必要がある場合もあります)
モニエル瓦の塗料は専用品が必要
モニエル瓦は、性質上とても吸い込みが激しく専用塗料が必要になります。(特に1回目)
小麦粉に塗装しているようなイメージが近いです。
モニエル瓦に適応した塗料を選定しないと、不具合(ハガレ)に遭遇してしまうリスクがありますので注意が必要です。
当店では、大同塗料のハイルーフマイルドシリーズが施工例として多いです。
「水谷ペイント、大同塗料、オリエンタル塗料が屋根の塗料メーカーでは有名所です。」
また工事内容として、専用プライマーでガチガチにしてから塗装派か、モニエルに強い塗料で浸透派にわかれますが、ここは塗装店さんの考え方によって変わりますので各塗装店さんにお任せください。
塗装をしなくても大丈夫じゃないの?
モニエル瓦の塗装は必要じゃないと言われたがどうなのか?
これにつきましては、徐々に塗膜の撥水性がなくなり瓦自体が水を含みやすくなります。
それに伴い屋根材の割れや痛みが生じやすくなります。 水を含みやすくなることで藻やコケも生えやすく見た目も悪いです。
その為、塗装をして撥水性を高め保護をする考えが必要です。見た目も綺麗になりますし。
また、モニエル瓦は製造中止になっていて、割れが生じた際に交換が効かないリスクもあります。(今は、屋根屋さんが念のため在庫でもってくれていますが皆使うといつかは無くなってしまいます)
説明したこともふくめ、塗装は必要と判断しております。
外壁塗装だけして、モニエル瓦を塗装しないのは専門家からみれば、騙されてるか・お金がないかにしか見えないですし、外壁は塗装したのにかかわらず訪問販売や悪質な業者に狙われやすくなるリスクが高くなるのでお勧めしておりません!
まとめ
- 高圧洗浄を綺麗におこなう
- モニエル瓦に適した塗料を選ぶ
以上になります。
いかがでしたでしょうか?今回は、モニエル瓦の塗装について解説しました。
他の塗装についても解説していますので一度見てみて下さい。
塗装のことなら当店にお任せください!よろしくお願いいたします。